sin

明日はYOKOが死んで16年目に突入の日

2014/04/01 (Tue) 15:08:29
あっという間に一日が終わり、一月が終わり、一年が終わる。
その継続により、YOKOが死んで15年も経つ。月日が凄く早く感じる。
葬儀の日の沿道は、満開の桜並木で真っ青な晴天だった。
4月2日、この日は自分にとって一つの記念日とも言える。
めでたい記念日ではなく、人間の心の本質を知るが為の記念日とも言える。
16年前はまだバブル全盛期で、人々は景気の良さに浮かれていた。
でも今は、消費税増加とか、年金支給額がジワジワ下がっている。
何が真実で、何が間違いかも判らない時代となっている。
そして自分の歳だけが、ゆっくりと時を刻んで進んでゆく。
その中で自分自身の思考も、色んな出来事での感覚の蓄積で日々変化してゆく。
甥が死んだ事や、お連れ様の癌治療とかで、日常の変化を体験している。
自分も老化してゆく身体と、智力の衰えの兆しも、何となく感じている。

昨日車の中で聞いていたラジオで「老いたら、人とつるむ事なかれ」と言っていた。
つるむ事によって、他人の言葉に敏感になり、それゆえ不安を覚えてゆく。
だから一人で居られる状態を作れば、他人に惑わされる事なく、心は穏やかになる。
その上、いつも若い感覚で居られる。一人が寂しいと思う心が、その人の苦しみを作り上げる。
人に否定される事が怖いからこそ、無理につるむ事となる。だから極端に依存的になる。
そこに自分の本当の心の自由は、存在できない。離される恐怖感の中で、顔は笑顔を作る。
本当の自由は、自分の心の中にしかないし、本当の意味では他人と共存できない。
だから「老いても つるむ事なかれ」という事になる。

自分は若い時から人とつるむ事に、否定感を持っていた。
自分の「本当の自由」を奪われる事を、極端に嫌っただけだ。
だからずっと、寂しさとかを感じる事もなかった。
新しい場所に行けば、新しい生活に慣れるのも苦ではなく、すぐに順応していった。
この意識は今も変わらず、これからもきっと変わらないだろう。
だから、最悪の人生の転機も乗り越えてきたのだろう。
4月は自分にとっての転機の時期。でもその先にある世界にも、すっと馴染んで行くだろう。
そして、その転機は決して悪い事とは限らない。今よりも良くなる事もある。
どっちに転んでも、俺は順応してゆくだろう。それが本当の自分だから。
順応は誰かに与えられるものはなく、自分が主体に作り上げてゆく物だ。
有りのままに受け入れ、有りのままに生きてゆけば、それが順応だから。
明日考える事は、明日考えたらいい。今日する事だけが今。それが今を生きるという事。。

青い空の下で生きるという事は、幸せでしかない。明日は明日の風が吹く。単純明快でした。
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